辛い症状はカラダの記憶が原因かも・・・

「カラダとココロは繋がっています」とお話する。

「そんなの知ってるよ。」

「何言ってるの当たり前じゃない。」という声が聞こえてきそうです。

でも・・・

カラダとココロのリレーションシップが上手くできなくなっているのが、現代社会を生きている私たちです。
自分らしく輝きたいと願っているのに、自分が持つ輝きを発揮することができずにいます。

カラダは全部覚えています。

小学生のとき誰もが、体育の授業で跳び箱を飛んだと思います。
クラスの誰かが、跳び箱を飛ぶのに失敗して落ちた姿をみて、「自分も失敗したらどうしよう・・・怖い・・・」と思ったとします。
さっきまで軽々と飛べていたのに、ふっと怖いという気持ちがでて、その跳び箱が飛べなかったという経験はないですか?

それが親にひどく叱られたことだったり、自分が傷ついたことだったり、怪我をしたとき、怖い経験をしたとき・・・その時と同じような状況に置かれたとき、カラダはその時と同じ反応を瞬時にします。それがパターンとなってカラダに記憶されていきます。パターンが深く刻まれれば刻まれるほど、カラダに起こっている状況が常に続く場合もでてきます。

頭の中では、「こうなりたい」「こうしたい」と願っているのに、カラダに刻まれてたパターンが邪魔をしてしまうのです。
カラダの記憶が深ければ深いほど、なりたい自分から遠ざかってしまいます。

私のクライアントで、「とにかく首・肩こりが酷くて辛い」という方がおられました。
ピラティスをしたり、マッサージを受けたり、いろいろと試されていたのですが、それでも、頚椎の関節から周辺組織が極度に緊張状態で、まるで棒のよう!
これは辛いに決まっています(-_-;)

このクライアントは、学生時代にスキー部に入っていて、お友達と車でスキー場に向かう途中、対向車をよけようとして崖に転落した経験がありました。その時は大きな怪我もなく何ともなかったそうで、クライアント自身すっかりそのことを忘れておられました。

クライアントの中には「なんでそんなことを忘れてるの」ということがよくあるのですが、フレームセラピーを受けることで、ずっと忘れていたこと(実は全部覚えているんですけどね)を思い出されます。

結論をいうと、崖から転落したときの衝撃と恐怖が、首に極度の緊張状態をつくっていたのです。

カラダにできているブロックをリセットしてカラダの記憶を開放してあげることで、それまで「辛かった肩こりが嘘のよう」と、とても喜んでいただいています。

最近では、慢性腰痛をカウンセリングで改善することに取り組んでいる大学病院も増えてきています。

もし、辛い症状をずっと抱えてるとしたら、それはカラダの記憶が原因になっているのかも知れませんよ。

余談ですが、首・肩がカチンコチンだと、一生懸命グイグイと揉み解そうとしがちですが、それでは逆に緊張状態をつくることになるので逆効果です。
強いマッサージが好きという方は要注意!

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