ヘルスケアの基本は姿勢 

ほとんどの方が、

頭が本来の位置よりも前に出てしまっている

首や肩、背中に負担が大きい姿勢になっています。

その理由は、スマホ、パソコン、家事、デスクワーク。

姿勢のアンバランスによって、

顔がたるむ

ストレートネックなど首に問題を生じる

肩こり

腰痛

膝関節痛など、美容・健康にたくさんの問題を生じます。

いつまでも若く美しく健康でいたい!

欲張りといわれそうですが、

正しい姿勢を手に入れることは、

それを叶えることになります。

人の身体は全てにおいて、

身体の全面で作業をすることでわかるように、

身体の前面でいろいろなことが出来るように作られているからです。

背骨の構造からみても、そのことがよくわかります。

 

前かがみになりやすい背骨

一般に背骨といわれる部分は

頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨、尾骨が、

それぞれが繋がって一つの構造となっています。

 

 

身体を前にかがめるような屈曲の可動性は大きく、

身体を前に丸めることができます。

しかし、背面の可動性は棘突起があるため、

反るという行動に大きな制限がつくられています。

 

変わっていく姿勢のパターン

身体は常に、地球の重力に対してバランスをとろうします。

身体のどこかの部分が重力線から外れると、

他の部分と協力しあって、重力に対して身体を支えるようにバランスをとります。

加齢、外傷、酷使、瘢痕組織形成、姿勢の悪さなどに、

身体のポンプ機能低下や引っ張り構造の悪化などが加わって、

姿勢が変化していきます。

 

1・若い頃は反り腰パターン

若い頃は、背筋の力が強いこともあって、

反り腰の姿勢パターンの傾向が強いです。

小さい頃にバレエをしている人や妊婦中の女性もこのパターン。

反り腰パターンの場合、お腹が前に突き出した形になるため、

バランスをとるため、頭が後ろに移動するのですが、

その状態だと後ろに倒れてしまうので、

倒れないように頭が前に突き出します。

2.日本人に一番多い猫背反り腰パターン

反り腰パターンから背筋力が低下することで、

猫背反り腰の姿勢パターンに変化します。

この姿勢パターンは日本人に一番多いとされています。

3.老化が見える平背パターン

加齢によって、身体のポンプ機能と、吊り上げ機能、背筋力が低下することで、

頭の位置が前に傾いたところで固定され

背中と腰がフラット腰と呼ばれる姿勢に変化します。

4.老化促進パターン

平背パターンから老化が進むことで膝が曲がり、

老化促進パターンとなります。

膝関節が屈曲する原因は、

・腰椎の関節の柔軟性が奪われ、骨盤部が前傾できなくなること

・大腿部の大腿直筋の拘縮が酷くなっていること

これによって、膝が常に曲がります。

身体を2本脚で支えることが難しくなってくるので、

歩行をする際に、杖の補助が必要になってきます。

 

変花が萎れるように身体が萎れていく

同じ体型と同じ身長でも、

姿勢によって見た目の印象がずいぶん違うことがわかります。

花がだんだんと萎れるように、

人の身体、姿勢が萎れると見た目年齢をグッとあげてしまいます。

 

美しい姿勢とは、

肩こりや腰痛になりにくい姿勢

顔にたるみが起こりにくい姿勢

重力線に対して身体に一番負担がない状態。

地球と仲良しの姿勢ですね。

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